先端AIプロジェクトの活性化におけるロシア人工知能学会の役割
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概要
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本論分では、ロシアおよび近隣の国々でAI研究を活性化するにあたり、ロシア人工知能学会(RAAI)の構造と役割が記述されている。それに関して、知的インターフェイスにおけるユーザー・モデルを、RAAIによって支援されたプロジェクトの例として、詳細に議論している。 提案された汎用知的インターフェイス(UII)は、2つの構成要素から成り立っている。一つは普遍的な部分で、別のものは問題依存の部分である。UII、つまり構造ネットワーク・ユーザーモデル(FNUM)におけるユーザーは、知識ベースと多くの学習エージェントを支援するシェル・システムとして設計されている。このシステムは、C言語で実行された共通の枠組み内で別々に(個別にというのは不必要だが)さまざまなユーザー・モデルを取り扱う。UIIアプリケーションに調整を加えることによって、プロセス制御、チューターリング、知的支援などにおける具体的な問題状況へのきめ細かなユーザー・モデル提供することが可能となる。
- 2001-03-12