分散システムにおける、新制御方式の考案について
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概要
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今日企業システムを構築するにあたっては、分散方式が実現手段の一つとして広く流布している。加えて、テレコムに関わるシステムは、企業システムの中でも特にミッションクリティカル性が高く求められると言える。テレコムシステムには、業務停止が社会的インパクト或いは顧客企業経営上大きな影響を与えるものが多く、その場合、システムを取り巻く状況の変化にも柔軟に対応しサービスの継続性を維持することが求められてくる。その点をふまえた上で、本論文では、分散システムを用いてミッションクリティカルなテレコムシステムを構築する上で新しく考案した制御方式について述べる。テレコムシステムの入力データであるCDRの発生量は様々な要因で変動する。ここではその変動(ゆらぎ)を制御する方法を幾つか紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-01-06