ISEC2000-57 Java RMIを用いたファイアウォール環境下での双方向オブジェクト通信方式
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概要
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オブジェクト指向設計/プログラミングでは, オブジェクト間の相互呼び出しが多用される.分散オブジェクト環境でこれを実現するためには, 各オブジェクトが存在するホスト間で自由に通信が可能であることが求められる.しかしながら, 実際のネットワーク環境では, ファイアウォールやNATの介在などにより, 通信の起点が片側に限定されるなど双方向の接続が阻害されることが多い.本稿では, Java RMIのカスタムソケット機能を応用し, オブジェクトの双方向呼び出しをアプリケーションからは透過的にTCP/IP上の片方向接続に変換することにより, 上記のような環境で双方向のオブジェクト呼び出しを可能にする方式を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-18
著者
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