応用面から見た音声信号処理の現状と今後への期待
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
CELP方式の発明により低ビットレート化の進展があった音声のCODECは、現在4kb/s程度でも良好な品質を実現できるようになってきている。音楽信号などが重畳しても品質劣化しないようにすることが課題でありブラインド信号分離などの新しい技術に期待する。ノイズキャンセラではマイクロホンアレイ、非線型信号処理などの技術を適用し、音声認識の前処理にも使えるようになることを期待する。サブバンドフィルタは移動通信システムなど新しい通信システムの進展により、再び見直されてきている。DSPも携帯機用、基地局用、それぞれに今後の高度化が期待される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-09-21