目的/非目的単語判断の反応時間
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概要
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音声メニューによる選択の効率について調べるため、目的と非目的単語を判断させる実験を行い、その反応時間を測った。実験の結果、被験者4名中3名が、非目的単語の判断を、異なる音韻(実験では語頭の音韻)を知覚した時点で行えることがわかった。また、同じ3名は、目的単語の判断も語頭で行っていることが示された。ただし、この理由は、刺激として語頭以外の音韻が全て等しいものを使用したためであると考えられる。以上より、音声メニューの読み上げ速度を上げても選択効率の向上が必ずしも期待できるものではないと考えられる。
- 1996-01-19
著者
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