移動通信分野におけるLSI設計の現状と今後の展望
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、移動体通信用LSIの分野においては, 低価格、低パワー、省スペースを目的とし、従来、数年前までは機能別に数チップで構成していたものを統合化した、所謂「システムLSI」の開発が盛んである。本講演では、弊社における移動体通信用LSIのシステムLSI化の一例として、PHS用LSIの変遷と現状を、実際の開発事例における設計例、及び設計手法を交えながら述べることとする。また、今後のさらなるシステムLSI化の課題でもある高周波部のCMOS化の現状も設計例を用いて説明し、最後に今後のシステムLSIの動向についても述べることとする。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-02