電気接点用硬質金めっきの高温放置下での接触特性について : ニッケル硬化型金めっきとコバルト硬化型金めっきの比較
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概要
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電気接点用ニッケル硬化型金めっき(Nickel-hardened gold:以下NiHG)とコバルト硬化型金めっき(Cobalt-hardened gold以下CoHG)の高温放置における酸化皮膜形成による接触抵抗増加の現象を比較するため、高温放置後の接触抵抗測定と高温放置後の表面のX線光電子分光法(XPS)による分析を行なった。ニッケル硬化型硬質金めっきは、高温でのアプリケーションにおいて、比較的低い接触荷重の基で安定した接触抵抗特性が得られる可能性が示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-05-15