柱上設置小容量RT試作キャビネットに及ぼす塩害の影響
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概要
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小容量RTは、ルーラルエリアでは架空線路構成が主体であるため、柱上設置小容量RTキャビネットが使用される。そこで、屋外設置環境調査の一環として、NTT酒田暴露実験場 (山形県酒田市) で、試作RTキャビネット (密閉型、開放型) に及ぼす塩害調査を行った。金属板暴露 (銅板) による調査の結果、密閉型の塩害シーズンにおける銅板上の平均塩素量は、他の季節の約12倍を示し、これは、キャビネットの開閉に起因する。密閉型の塩害シーズン外の平均塩素量は、開放型の約1/8であることが明らかになった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-17