自動車用新型分岐接続箱「FPC J/B」の開発 : 低コストFPCの開発とそのはんだ付け技術の確立
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概要
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近年、エレクトロニクス化に伴い自動車用ワイヤーハーネスの回路規模は増大傾向にあると共に、車載システムの高機能化によりスプライスも増加し、ワイヤーハーネスの生産性の低下、質量・価格アップの要因となっている。これを解決するために分岐接続箱を設け多くのスプライスを取り込み、改善する方策が取られきたが、その大型化、質量増加が新たな問題となってきた。我々は、低コストFPCとそのはんだ付け技術の開発を行い、従来の分岐接続箱に比し、狭ピッチコネクタ対応が可能で、小型・高密度(軽量)、さらにはんだ接続部の信頼性にも優れた新型分岐接続箱「FPC J/B」を製品化した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-20