小型高周波リレーの特性インピーダンス設計に関する考察 : 品質工学を使った高周波特性解析
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概要
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昨今、情報通信・放送分野においてデータの高速大容量化により電子材料、電子部品に高周波化が求められている。高周波信号を切り替えるための高周波リレーは、いかに基板との特性インピーダンスマッチングを図ることができるか別言号損失を防ぐうえで重要な要素である。そのため、我々は高周波リレーの品質安定、ユーザビリティーの向上を目指し、技術開発を行ってきた。本論文では、品質工学による特性インピーダンスのロバスト設計と独自のリレー構造によって、高いユーザビリティーと安定した品質を実現できた事例を具体的な小型高周波リレーをもとに報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-05-09