Yano振動子を用いた非線形振動子系の結合方法の検討
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概要
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振動子間の引き込み現象を利用した認識モデルにおいて、輝度情報を振動数で表現する為、2桁以上の振動数変化範囲を有する矢野等の提案による非線形振動子を採用した。輝度認識の例として、輝度の異なる2本のバーの刺激に対する各振動子間の時間相関を用いてコントラストとギャップの表現を試みた。単純な引き込み結合を用いた場合には、特定のコントラスト比の時に強い相関を生じ(振動子間の振動数が整数倍比の時に生じる1対多の引き込みに起因)、輝度入力取り扱い範囲の拡張が困難である事が明かとなった。本報告では、偽の相関を抑えるための非同期結合方法について提案を行い、輝度情報取り扱い範囲の向上に関する指針を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-20
著者
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