イタリア地震と前兆LF電波伝搬異常
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概要
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本研究ではVLFより高周波のLF帯のラジオ電波に注目し、1997年3月15日から1998年12月31日までの期間で、イタリアとその隣国で起きた地震とLF帯伝搬異常との関係を調査した。地震の前には電波の日変化パターンにおけるTerminator Time (Morning, Evening)の有意な偏移を確認した。観測している電波は電離層・大地導波管を伝搬する電波が優勢なので、電離層が地震による影響を受け、伝搬異常を引き起こしていると考えることができる。
- 1999-10-25
著者
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