地中探査レーダの回転による長尺物検出の試み
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概要
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バタフライアンテナを用いた一般的な地中探査レーダには指向性があることが知られている.このことは, 回転するレーダアンテナにより金属ケーブル等の長尺物をセンシングした場合, 1回転で2度の強弱信号が得られることを意味している.その確認のため, モデルフィールドにて各種埋設物に対するデータ取りを行い, いくつかの処理を試みた.その結果, 予測通り金属管等は2サイクルの信号が得られたが空き缶等は1サイクルに近い波形であり, その判別にはFFT処理が有効だった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-10-04