大開口円形配列アレーアンテナを用いた超分解能測角性能の評価
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概要
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飛しょう体発射試験において飛しょう体と標的の経路解析を精密に行うため, 著者らが所属する研究室において「標定用レーダ」を研究開発している。本レーダの基本的測角方式にはモノパルス方式を採用しているが, MUSIC処理を行うためのデータ取得も可能となるように本レーダは設計・開発されている。本レーダを用いて実際に取得したレーダ受信信号でMUSIC処理を行った結果, モノパルス方式では実現不可能な同一レーダビーム内で, かつ同一レンジセル内に入る複数目標の分離・測角がMUSIC処理によって可能になることを明らかとした。本稿は標定用レーダでMUSIC処理を行うためのデータ取得方法の概要, その超分解能測角性能等をまとめたものである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-08-24
著者
-
畝田 道雄
防衛庁技術研究本部第 3 研究所第 3 部射撃管制研究室:(現)金沢工業大学
-
外園 博一
防衛庁技術研究本部第 3 研究所第 3 部射撃管制研究室
-
外園 博一
防衛庁技術研究本部第2研究所第3部センシングシステム研究室
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