TDMAデータリンクを利用した航空機相互位置監視システムの開発
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概要
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航空機相互間の位置を把握し、パイロットに知らせる空対空監視システムを開発した。本システムではGPSによって得た位置情報をTDMA(Time Division Multiple Access)データリンクを利用して送信し、受信した他機の位置を表示器に表示する。また、接近時には音声警報を行う。本システムは空中衝突回避支援に用いることができる。本論文ではシステムの概要を述べるとともに, 飛行試験の結果を示す。飛行試験では試作システムを2機のヘリコプタと、ヘリコプタに見立てた1台の自動車に搭載して評価を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-20
著者
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横田 昌彦
川崎重工業株式会社航空宇宙カンパニー技術本部電子情報技術部
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安藤 孝
財団法人nhkエンジニアリングサービス
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横田 昌彦
川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー
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倉谷 直彦
川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー
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池内 健三
川崎重工業株式会社
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森高 義雄
古野電気株式会社
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水野 晴彦
財団法人NHKエンジニアリングサービス
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倉谷 直彦
川崎重工業(株)航空宇宙事業部電子技術部電子技術二課
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