SANE2000-35 1-2t級静止衛星の設計技術
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概要
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1-2t級静止衛星の設計例として主に1t級中型静止衛星データ中継技術衛星(DRTS:Data Relay Test Satellites)の設計について紹介する。なお、DRTSは、地球観測衛星や宇宙ステーション取付型実験モジュール(JEM)等の中低高度周回衛星からのデータを静止軌道上で中継し、地上局に伝送するデータ中継実験を行うことにより通信放送技術衛星(COMETS)の衛星間通信機能を発展させ、より高度なデータ中継技術の蓄積を図るとともに、1t級中型静止衛星バスの基盤技術の確立を図ることを目的とした衛星で、平成8年度に開発を開始し、現在プロトフライト試験(PFT)を実施している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-06-23
著者
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藤原 勇一
宇宙開発事業団
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増田 井出夫
JAXA
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藤原 勇一
宇宙開発事業団衛星総合システム本部 Drts プロジェクトチーム
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増田 井出夫
宇宙開発事業団衛星総合システム本部 DRTS プロジェクトチーム
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