阪神高速道路の交通管理における画像処理技術の応用
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概要
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阪神高速道路大阪池田線(延伸部)伊丹トンネル内に設置した防災テレビカメラ及び専用テレビカメラにより, 画像処理を用いた交通流監視システムの評価をトンネルの併用前後に検証するものである.本システムは, 防災テレビカメラの映像に画像処理を施し, 車両を検出することにより, 事故あるいは故障等による停止, 低速走行ならびに障害物による車両の避走等の交通流の異常事象を自動的に検出し, 交通管制センターに通報するとともに, 交通量および車両平均速度の交通諸量も併せて計測するものである.また, 専用テレビカメラを前後あるいは隣接する車線を走行する車両の重なりの影響を受けないトンネル天井部に設置し, それぞれのテレビカメラの実用性を検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-10-30