将来の高分解能観測センサについての検討
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概要
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衛星からのリモートセンシングの発展に伴い、そのデータ利用も本格化してきている。特に、近年低高度太陽同期軌道を利用した高分解能センサの開発が各国で活発化しており、わが国でも2.5mあるいはそれ以上の分解能を有するセンサについて注目が集まってきている。そこで筆者等はこのような高分解能センサの開発についての技術的課題を抽出するためのセンサ要求性能を想定し、従来センサ開発との違いを概観した。光学系の規模および精度確保や収差低減対策、検出器の多素子化方策、センサのポインティング方策、データ処理への対策等について従来技術の延長線以上の開発の必要性を提言した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-30