目標追尾フィルタの実用的な設計法に関する検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
簡易な構成で、ゲイン調整が容易である実用的な目標追尾フィルタの設計法を提案する。まず、[1]サンプリング間隔の変動、[2]観測誤差の変動、および[3]目標の旋回運動、の各種状況に対処可能な「分数関数型状況適応方式」を示す。次に、[4]パッシブ追尾を簡単かつ確実に実現する方法として、「逐次最尤点決定法」を示す。最後に、[5]追尾の開始, 維持, 削除の自動化、および[6]同時多目標追尾と航跡統合、に対応するための「ルールに基づく方法」について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-29