無線LAN用SSFH方式小型トランシーバの開発
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概要
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GEC Plessey Semiconductors(英国、通称GPS)社で開発した、2.4GHz帯無線LAN用スペクトラム拡散・周波数ホッピング方式のデジタル制御トランシーバのシステム概要と小型化(2x3inch)への取組みについて報告する。完成したトランシーバは2400-2500MHzを1MHzステップで任意のチャネルに高速(100us以下)ホップでき、送信出力10mW, 100mWの切り換え、ダイバーシティを考慮したアンテナの切り換え、データ転送速度が625Kbps時、受信感度が-80dBmにおいて10 -5以下のBERを実現した。今後は、開発した無線部をMCM(Multi-Chip-Module)技術を使って約50%に縮小し、通信プロトコル等の制御回路を搭載して一層の小型化を計る予定。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-04-13
著者
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井上 信二
Gecプレッシーセミコンダクターズジャパン
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ウィリアム デビット
GEC Plessey Semiconductors Lincoln UK
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工藤 芳次
GECプレッシーセミコンダクターズジャパン