宇宙ステーション搭載ポータブルコンピュータの開発 : 民生品の宇宙搭載化
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概要
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NASAでは宇宙ステーションにおいては民生品活用をミッション達成に支障を与えない機器に対して図っており、その一例がこのPortable Computer Systemである。民生品は先端技術、安いコスト等の利点がある反面、宇宙品に対して耐環境性、信頼度が不明で、かつ短いライフサイクルが欠点となっている。しかし、これらに対して対策をとることにより宇宙搭載化を行っている。宇宙開発事業団では、JEMシステムの制御する可搬型管制端末として、そのハードウェアをNASAや協力国との共通化を実現するため、NASAのPCSを調達し、その搭載ソフトウェアを国内で開発している。本報告では、そのハードウェア及びソフトウェアの開発現状について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-05-22