ADEOS IMGの概要
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概要
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IMGはADEOSに塔載予定の温室効果気体センサであり、通商産業省資源エネルギー庁の広域環境影響モニタリング調査の一環として進められている。対流圏の微量成分を観測するために衛星直下の大気・地表からの熱放射の赤外領域(3.3μm〜14.0μm)のスペクトルをマイケルソン・フーリエ分光計により波数分解能0.1cm^-1>の精度で測定する。この赤外領域には代表的な温室効果気体の吸収・発光スペクトルが集まっているので、それらの微量気体の空間的分布を最も密に観測する場合には、緯度方向に約100km、経度方向に赤道上で約70kmに1点観測データが得られる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-02-25