移動通信用電話信号の効率良い送信法 : 音声信号に代えてその識別情報を送信するシステム条件の検討
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概要
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電話信号はかなりの冗長度を有するので、これを削減して周波数の有効利用度を向上する新システムについてはすでに提案した[1]が、この実現には、対向して通信する双方で互いに相手方の識別情報等を通信開始前に所有する必要がある。この方法として、固定端末側は相手方の識別情報等をすでに記憶している交換機、電話機等から転送させればよい。携帯端末側では通話の最初は時間片信号化された音声信号に識別情報を付して送信し、双方で記憶すると共に、受信した音声信号をもとに時間片信号に適する他の信号を多数作成する方法を提案した。その結果、識別情報等の送信所要時間は大きく短縮し、周波数の有効利用度も向上する事を得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-06-18
著者
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