ETC-有料道路の自動料金収受システム-の開発
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概要
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日本に有料道路制度が導入されて40年になり、今では7000km以上の有料道路網に発達している。人力に頼るところの多い料金収受業務を、無線通信技術を応用した自動料金収受システム-ETC-に転換するべく開発が行われている。建設省および有料道路4公団は、1995年6月から民間業界10者のコンソーシアムと共同研究を開始し1996年3月に終了、8月には研究結果が公表された。今後は仕様書を作成し、試験運用を行う予定である。本文は有料道路事業者の立場から見たETCの技術、開発の経緯、システムとしての要求条件、今後の予定と課題を述べるものである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-27