衛星のシステム設計における耐故障性向上の試み : ETS-8の予備設計で考えていること
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概要
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衛星の設計において、いかに信頼性の高いシステムとするかは、高性能の実現とともに車の両輪にも例えられる重要な検討課題である。特に機構部分については、その性質上シングルポイントとならざるをえないことから、あらかじめ故障が発生したときを想定して、その回復手段を別途持たせる、あるいは一部の故障が衛星全体に致命的影響を与えないようなシステム設計を行う、事前の宇宙実証を行うなど開発手法についても工夫を試みる必要がある。具体例として、技術試験衛星8型における大型展開アンテナとアポジエンジン系について、その検討内容を述べる。
- 1998-01-30
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