合成帯域レーダの距離分解能(レーダ信号処理及び一般)
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概要
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レーダにおいて,目標と背景クラッタとの分離や小型目標をより高精度に探知するために距離分解能や角度分解能を向上することが求められている.しかし,一般に距離分解能を向上するためには狭パルスを受信できる広帯域の受信機が必要となり,ハードウェア構成が複雑となりコスト増大を招く.今回,我々は広帯域の受信機を必要とせずに距離分解能を向上する合成帯域法を用いた合成帯域レーダ(SBR)を提案する.このレーダは,周波数が異なる複数のパルスを周波数領域で合成して逆フーリエ変換(IFFT)を施すことで,時間領域での狭パルス化,すなわち距離分解能の向上を図るものである.本稿では,合成帯域レーダの距離分解能について検討を行い,実環境下で取得したデータを基にその有効性を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-04-18
著者
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横井 邦彦
防衛庁 技術研究本部 第3研究所
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山岡 建夫
防衛庁技術研究本部第3研究所
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福島 智恵
防衛庁技術研究本部第2研究所
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福島 智恵
防衛庁 技術研究本部 第3研究所
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山岡 建夫
防衛庁 技術研究本部 第3研究所
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