日母胎児心拍数情報ファイルデーターフォーマット規格に関して
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概要
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日本母性保護産婦人科医会(日母)においては、母子健康手帳の電子化をめざし、光カードの導入、および周産期医療情報(数値・文字情報)の記録方式の標準化、"日母光カード標準データフォーマット"を制定している。今回はさらに胎児心拍数、子宮収縮、胎動情報の記録に関し、ファイルの構成、データエレメントの記述方法などに関し標準化がなされたので報告する。これにより、従来の数値・文字情報にくわえ、妊娠管理で最も重要な胎児心拍数の記録、ネットワークを介しての送受信が可能となるわけで、電子カルテの実用化はもちろん、病・診連携の強化、妊婦の在宅管理、ひいては周産期医療の向上に役立つ。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-15