ベンダ型歯の動揺度センサの開発

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概要

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臨床歯科の分野において重要である歯の動揺度を客観的に評価するために、我々は既にT-Mテスタを開発した。今回、更に測定プロープを小型化するために、ペンダ型圧電セラミックス振動子を用いたプローブを開発した。圧電セラミックス振動子は2つの支持点を持ち、その支持点の位置を変えることによって共振周波数が調整できる。共振周波数は支持点間の距離を長くすることにより高くなり、支持点の締め付け圧を強くすることによっても高くなる。また、周辺温度による共振周波数への影響はほとんどないので、臨床における使用が可能である。本プローブの大きさは先端部分が11.5(W)×6.5(D)×72mm(L)、グリップ部分が直径Φ22×88mm(L)である。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-07-17

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