光通信パッシブコンポーネントの位相測定(適応制御・計測技術, 高効率FEC技術, パフォーマンスモニタリング技術, 一般)
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概要
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二波長ヘテロダインファイバー干渉計に基づく新規の広帯域スペクトル干渉法により、パッシブ光コンポーネントのスペクトル位相および波長分散を評価した。この方法では、プローブ用チューナブルレーザーおよび位相追尾用レーザーという二つのレーザーを用いて差分位相検出を行ない、高い位相安定性が達成される。この自己位相技術によると、位相ドリフトは0.04π以下となり、スペクトル位相のリアルタイム測定が可能となる。本論文では、ファイバーブラッググレーティングおよび薄膜フィルターを対象とした、パワースペクトル・スペクトル位相・群遅延時間の測定結果について報告する。
- 2005-06-10