小形方形ループアンテナの給電点位置と入力インピーダンスの関係
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概要
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周囲長0.2波長の長方形ループアンテナの入力インピーダンス特性および放射特性をモーメント法を用いて解析し,一様電流分布モデルとの比較を行った.その結果,アスペクト比を変化させたときの入力抵抗の変化は,給電点を長方形ループの短辺に置くと一様電流分布モデルと同様な特性をもち,給電点を長辺に置くと一様電流分布モデルに比べて入力抵抗が大きくなることを明らかにした.また,小形ループアンテナの入力抵抗は金属板近傍では増加すると考えられているが,0.2波長程度の長方形ループアンテナでは,給電点と金属板の位置関係により入力抵抗が金属板近傍で減少する配置があることを明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-02-25
著者
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