レーダホーミングの誤差距離に及ぼすレドームの影響
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概要
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レーダホーミングシステムの飛翔体の先端はレドームでおおわれており, この厚さが適切にコントロールされていないと, 波面の方向が変わり, 誤差距離の原因になる. 本論文においては, まずレドームエラースロープとこれを構成図に組み込む手順を示す. 次いで, パラメータのノミナル値を示し, これを用いて系を線形と仮定した場合の安定性解析を行うと共に, 共分散解析を適用する手法を述べる. シミュレーション結果は大別してつぎの3点について示す. 第1は従来用いた3次モデルと今回用いる5次モデルによる結果を対比し, 後者のほうがより厳格な結果を与え, 本題の目的には適していることを示す. 第2は各種パラメータに対し, 飛翔中一定と仮定したレドームエラースロープと誤差距離との関係を示し, パラメータの変化がどのような影響を与えるかを明らかにする. レドームエラースロープは飛翔中時間経過に対し変動すると考えるのがより実際的と思われる. そこで, 第3にステップ状および正弦波状に変化するとした場合の誤差距離への影響を論じる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-06-25
著者
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