MPEG-4オーディオに適する可変長フレーム同期方法の検討
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概要
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次世代移動通信マルチメディアサービスとして高品質音声/音響サービスの実現が求められている。現在、MPEG-4では64kbit/s以下の多機能な音声/音響符号化の国際標準化が進められており移動通信への適用が考慮されている。MPEG-4オーディオ符号化の基本アルゴリズムの一部には、可変長フレーム構造が採用されており符号誤り環境下ではフレーム同期の確保が大きな課題となっている。そこで本研究では、可変長フレーム構造に適したフレーム同期法の誤り耐性強化技術について、同期ワードのみを利用する従来法を出発点として、(1)誤り訂正・検出符号を施したフレーム長情報の利用 (2)先読み法の導入、さらに、(3)分割誤り訂正をフレーム長情報に適用することによる同期復元法を提案し、その有効性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-23
著者
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