実一複素分解を用いた線形位相可変2次元ディジタルフィルタの設計
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概要
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任意の可変振幅特性をもつ線形位相2次元ディジタルフィルタの設計は非常に難しい. 本論文では, 我々は実一複素分解という多次元配列の分解法を提案し, それを用いて可変周波数応答設計仕様 (複素数) を実成分と複素成分に分解することにより, 線形位相可変2次元フィルタの設計問題を任意位相定常2次元フィルタの設計問題と多項式近似問題に単純化させる新しい設計法を提案する.
- 1996-09-12