BluetoothベースバンドLSIにおけるクロック再生方式の評価
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概要
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近年注目されているBluetooth^TMは,2.4GHz帯を使用する周波数ホッピング方式の無線通信システムである.このBluetoothシステムに用いるベースバンドLSIの開発に際し,RFトランシーバLSIからの受信データの取り込みについて,2種類の方式の検討を行った.1つ目の方式は,受信データの変化点検出により生成したクロックを用いて,受信データをサンプルする方式である.2つ目の方式は、Bluetooth特有の機器識別コードと受信データとのスライド相関値を求めることによって生成したクロックにより,受信データをサンプルする方式である.これらの2つの方式について、各種RFトランシーバLSIに対する受信性能の測定を行った.スライド相関方式の方が変化点検出方式より良いという結果が得られた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-10-18
著者
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