Dynamic Effective Precision Matching Computationによる低消費電力化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
この論文で,我々は,PreMatch-Effective Precision Matching Computationと呼ぶ細粒度の低消費電力技術を提案する.これは,Fuctional Redundancy(FR)によって設計されたシステムにおいて,演算モジュールを動的に選択することにより動作する.FRシステムは,チップ上に実装の異なる機能ブロック,または回路を持つ.それらは,ハードウェア・アルゴリズム,および(または),オペランドのビット幅が異なる.モジュールの選択は完全に動的で,それらのモジュールに入力されるパラメータの内容によって駆動される.基本的に,オペランドの値を用いることで,実装の異なる加算器や乗算器から,正確な計算に必要な(マッチする)ものを選択することが可能である.我々の行った実験では,PreMatchのみで最大28.4%,FRとPrematchを併用することで最大29.3%の消費エネルギー削減効果を得ることができた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-10-18
著者
関連論文
- Dynamic Effective Precision Matching Computationによる低消費電力化
- Dynamic Effective Precision Matching Computationによる低消費電力化
- Dynamic Effective Precision Matching Computationによる低消費電力化
- 大学における情報化戦略と理工系情報学科の貢献(パネル討論)
- 可変構造型並列計算機のメッセージ・プール指向型並列オペレーティング・システム : 複数スレッドの並列生成