日本語のV+V構文と意味作用域
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概要
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最近の語彙機能文法理論(LFG)による複合述語の分析を援用し、使役述語を始めとする日本語の複合述語について新しい分析案を提示する。機能構造(f-structure)と構成素構造(c-structure)のインタラクションによって文の意味解釈を導く方法により、副詞類や否定表現「しか・・・ない」の作用域事実について、従来の分析より自然な説明を与えることが可能になる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-20
最近の語彙機能文法理論(LFG)による複合述語の分析を援用し、使役述語を始めとする日本語の複合述語について新しい分析案を提示する。機能構造(f-structure)と構成素構造(c-structure)のインタラクションによって文の意味解釈を導く方法により、副詞類や否定表現「しか・・・ない」の作用域事実について、従来の分析より自然な説明を与えることが可能になる。