タグ付きコーパスからの統語・意味的知識の自動獲得
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概要
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統語的・意味的にタグを付けられたコーパスから、統語構造と意味構造の間のマッピングを自動的に抽出する方法を提案する。この方法は、文の統語構造の一部分である部分木とその部分木を一部分として含む統語構造の文の意味構造の集合の共通部分は関連があるという前提に基づいている。このため、コンポジショナリティにのっとったマッピングを獲得できるばかりでなく、熟語やコロケーションといった、コンポジショナルな意味解釈規則て説明するのは難しい言語現象まても同じ枠組みで計算することができる。この方法で、中間言語が同じ2つの言語のコーパスから、それぞれの言語についてマッピングを抽出し文法に組み込めば、中間言語方式の機械翻訳システムを構築することが可能である。
- 1996-03-22