ワンコンバータ方式フォワード形高力率AC/DCコンバータ
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概要
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ワンコンバータ方式の高力率AC/DCコンバータを提案する. 本コンバータはフォワード形コンバータを基本とし, 不連続モード動作(DCM)にすることで高力率を達成する. 出力リプルの低減化はトランスの励磁エネルギーをスイッチを用いて制御することにより達成される. これにより, スイッチ素子は増えるものの, 入力段にインダクタを使用せず, 1段構成で力率改善と出力リプルの低減化が図られ, 直列方式のワンコンバータあるいは2段構成のAC/DCコンバータよりも効率の改善が可能となる. 本論文では, まずワンコンバータ方式フォワード形AC/DCコンバータの回路構成, 制御方法, 動作原理について述べ, 回路が高力率で動作する理由や出力リプルの低減化のメ力ニズムついて明らかにする. つぎに, 出力電圧, 入力力率等の基本的な定常特性を定量的に明らかにし, 解析結果と実験結果との比較検討を行い, 解析の妥当性を検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-25
著者
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