文字認識研究の新たな展開に向けて : 欧米における文字認識の動向
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概要
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欧米における文字認識技術と日本における文字認識技術の目指す方向について論じる。日本において文字認識の研究課題は1)字体の自由化、2)字種の拡大 3)書式の自由化であり、70年代の研究活動が課題1)、80年代の活動が課題2)の克服であり、個別文字認識においてその目標はクリアされてきた。同時に世界の中で日本が最も先進国と言われるまでになった。しかし90年代に入り、欧米では小切手読取り等の応用をビークルとして書式の自由化に果敢に挑戦している。日本において個別文字認識技術の高度化は今後とも重要であるが、同時に術開発の方向性に書式の自由化をもおくことが国際競争力に不可欠である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-18
著者
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