ETL9B文字データベースのパターン識別
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概要
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ベクトルが有限の種類のカテゴリ{C_i|0≤i<M}のいずれかに属するような,ベクトル空間νが与えられたとする.本研究では,空間内の未知のベクトルを既知のベクトルのいずれかに関連づけるための目的関数(=エネルギー)を導入し,そのエネルギーを最小あるいは極小にする手続きの開発をおこなった.その結果,エネルギーが最小値0のときは既知のパターンであることが証明できる非負のエネルギーを設定することができた.そして,このエネルギーを最小あるいは極小化するための手順はHopfield連想記憶モデルのそれと類似したもので実現可能であることがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06