道路交通システムにおける画像認識の現状と技術課題
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概要
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渋滞や事故など様々な交通問題を解決する切り札として、ITS(高度道路交通システム)が期待されている。ITSのような高度なシステムを実現するには入力系である交通情報センサの高度化が不可欠であり、その中でも画像認識を応用したものが最も有望といわれている。本稿では画像認識の道路交通システムへの応用について、具体例に基づきながら、現状と技術課題について述べる。まず最初に画像の利点や一般的課題について説明した後、通過台数・速度等を計測する交通流センサ、事故や渋滞を検出する監視センサ、車番を認識する車両同定、について技術内容、課題、システムとしての実用化事例について述べ、最後に今後の展望について考察する。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-05-16
著者
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