後側方領域の障害物警報システム
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概要
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本システムは、レーザレーダとカメラによって後側方から接近する他車両の存在を検知し、ドライバが気付かずに車線変更を行おうとした場合にはドライバに注意を促し、後側方車両の見落としによって発生する事故の低減を図ることを目的に開発されたものである。レーザレーダは、側方寄りの領域の障害物までの距離を計測する。後方寄りの領域は、カメラで撮像した映像に対して時空間画像を用いた画像処理により障害物の相対位置と相対速度を算出する。運輸省主催の公開実験の場で実車でのシステム評価を行い、車線変更時の警報システムとして良好な結果が得られた。実用化のためには、周囲環境の変化に伴うシステムの信頼性向上等が課題である。
- 1997-05-16
著者
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