稀覯書研究のための保存・表示システム(一般セッション(4))(データマイニングとパターン認識・メディア理解)
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概要
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歴史的な価値を持つ稀覯書は破損の危険性が大きく,後世への継承を考えて初学者が直接手に触れて研究することは許されていない.稀覯書を高解像度でディジタル化して,書誌学などにおける書籍の形状やテクスチャに関する研究を仮想的に行うことが可能なシステムを実装した.高解像度ディジタル画像を制作することで,新しい研究の可能性を開くことができる.また,それらの高解像度画像はネットワークを通じての公開が考えられている.内容は,HSL空間のクラスタリングに基づいた紙面,印刷文字,手書き文字,挿絵などへの領域分割および領域別の符号化による高解像度画像の高速・プログレッシブ表示である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-09-02
著者
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