22GHz帯FWAシステムの降雨減衰量に関する一考察
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概要
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現在、加入者系無線アクセスシステムに、22GHzや26GHzのミリ波帯が使われ、高品質で広帯域な通信インフラとして期待をされている。このシステムでは、通信品質の点で降雨減衰が大きく影響する。ミリ波帯の降雨減衰量は、ITU-Rや日本の推定法により、降雨強度による推定が可能である。ITU-Rでは、東京はKゾーンに位置するが2000年の関東地方の降雨量は非常に多く7月4日には都心を中心に記録的な集中豪雨となった。同日、我々の22GHzFWAシステムが大手町周辺にて稼働中であり、降雨減衰量を測定した結果と各推定法との比較をまとめたのでここに報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-20
著者
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松本 浩幸
ソニー株式会社コミュニケーションシステムソリューションネットワークカンパニー通信サービス事業部ネットワーク技術部
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松井 直哉
ソニー株式会社コミュニケーションシステムソリューションネットワークカンパニー通信サービス事業部事業戦略部