音声と楽音の自動識別方法
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概要
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オーディオやビデオなど冗長性のある信号を非可逆圧縮することによる通信資源の効率的利用が求められている。特にオーディオではその対象を音声(speech)あるいは楽音(music)に限定することで更なる圧縮率の向上を実現する動きも顕著である。しかしながら対象を絞ったことで、その符号化技術を利用したい時に処理する信号毎に適したものを選択しなければならない恐れも少なからず存在する。本稿では処理信号を予め音声あるいは楽音の一般的性質を利用して分析することにより識別し、最適な符号化技術の選択を可能にする方法を示すものである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-12-14