アメリカ手話における言語, 非言語的特性
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概要
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どんな言語の話手でも情報を伝えるのに言葉によるシグナルと(身振手振語気等)言葉の外のシグナルを使うことができる。音声による言葉では言葉の外のシグナルが言葉と同一の通信手段(つまりこの場合音声)の上に(例えば語気が文法的に意味のある音調の上に) 覆い被って現れもし、全く別の通信手段で(例えば身振手抜等で)現れもする。これに反して手話では前者の仕方のみが可能である。音声言語を用いる場合に言葉の外のシグナルと考えられるものが手話では文法的なシグナルでもありうるということを理解することが重要である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-23