電子商取引におけるセキュリティとプライバシー問題への対応 : OECDの活動
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概要
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電子商取引の発展のためには利用者の信頼のおける環境をうちたてる必要があり、個人情報プライバシーの保護やセキュリテイの確保はとりわけ重要である。特に、電子商取引の展開は世界的ネットワークでおこなわれるので、国際的な協力と各国の調和のとれた政策づくりが欠かせない。OECDでは、これまでにも関連の問題のガイドライン作成や、各国の法律、自主規制、政策動向等調査からインベンリイ作成を行なっているが、本年10月には電子商取引に関する閣僚級会議を開催して、プライバシーの保護や電子認証等どに関する宣言を発表し、OECDが率先してこの分野の国際的ルールづくりをリードしていくことを確認した。
- 1998-11-09