電子商取引とプライバシー
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概要
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電子商取引には、双方向通信により、事業者と消費者(情報主体)のコミュニケーションが容易に図れるという魅力がある。一方で、取引、アンケートおよび懸賞応募を通じて、個人情報が大量にインターネット上を流通することから、消費者は、不正アクセスにより自己の個人情報が漏えいしたり、破壊、改ざんされたりするなどの不安を持っている。また、一般的に、事業者と消費者の間では、個人情報の取扱いについての認識に、ギャップがあるため、問題が生じる。そこで、事業者が、個人情報を収集、利用および提供する際の適正な取扱いについて、プライバシーワーキンググループでの検討した内容を報告する。
- 1998-11-09