暗号政策を中心とする情報セキュリティ施策の在り方に関する研究
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概要
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近年の情報通信技術の発達やインターネットの普及に見られるように、ネットワークのオープン化が急速に進展しています。これにより、電子マネーや電子商取引の実験も国内外において盛んに行なわれるようになり、実用化に向けた動きが顕著であります。このようなネットワークのオープン化により、情報交換における利便性が飛躍的に向上し、誰もが情報を自由に送り、受けることが可能となっていますが、ネットワークのオープン性ゆえに情報の改竄、漏洩等といった不正行為が急激に増加し始めています。これらを防止するための対策として、最も有効であり、世界中で積極的に利用され始めているのが暗号技術であります。そこで本論文では、この暗号技術における制度面での課題を中心に述べております。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-12-22