NURBSをベースにした分散設計システム基盤の構築
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概要
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NURBSをベースにした分散的なデザインシステムの基盤の構築について述べる。システムは同期化したマルチサーバモデルを使用している。システムではコンピュータの間に転送された幾何学インフォメーションや編集インフォメーションがXMLドキュメントで表現される。NURBSはNon Uniform Rational B-Splinesの略である。分散されたデザインシステムでNURBSを使用する一番の利点は、複雑な滑らかな表面を表現する場合、三角形のメッシュと比較すると莫大な通信量の圧縮をもたらし、低速なインターネット接続でも応用できるなどが考えられる。XMLはExtendable Markup Languageの略である。インターネット上のインフォメーション交換の新しい標準である。分散デザインシステムにおいてXMLでインフォメーションを交換する利点は、交換しているXMLドキュメントを標準化することにより、異なるアプリケーションの間の協調作業が可能になるという点である。商用CADと3Dモデラーと本システムの協調作業を試みた。
- 1999-12-03
著者
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